故宅のご紹介

鶴峰宗宅は鶴峰金誠一(ハクボン/キム・ソンイル)先生の旧宅である。

鶴峰先生は退溪先生の学統を継いだ高弟であり、招諭使及び慶尚道観察使を務めた時には晉州戦闘を総指揮し勝利に導き、晉州公館で殉職した。

鶴峰宗宅は約2,000平方メートルに上る大地の上に、祠堂や寝殿、母屋、門屋、風雷軒(プンレホン)、雲章閣(ウンジャンガク)、鶴峰記念館などがある。

「現在の屋敷跡である金溪(クムゲ)はこの町の人たちに黔提(カムジェ)と呼ばれていますが、李氏朝鮮時代前期から1千年間、悪いことは一切起こっていないことで名を知れた場所です。鶴峰先生は45歳になった年に、今の屋敷跡に家を建てられました。」